20代後半、辛い出来事がありました。それは離婚です。
当時、2歳の息子と二人、生きる希望さえも見出せない日々を送っていました。ある日、真夏の公園で息子の手を引きながらお散歩していた時に目に留まったひまわり。暑い中、太陽に顔を上げて堂々と力強く咲き誇る、その姿を見た時にとても勇気をもらいました。
「どんな厳しい環境でもこんなに強くたくましく、周りを照らすひまわり。私もひまわりのようになりたい!」
この時から私の生きる希望が生まれてきました。
「お花と接していたい」
その後、月1ペースでフラワーアレンジの教室に通う事になり、作品展に出展したり、FDA2級の資格も取得。
いよいよ、インストラクターの道へとなった時、又次の転機がやってきました。
「形にはまらず、自由にアレンジする事、形の美しさより、癒しをメインにしたスタイルを学びたい!」
これは私の原点「ひまわり」のパワーを更に掘り下げたくなった転機でした。
そして進んだ道は「フラワーセラピー」でした。
フラワーセラピーの学びは自己の癒しにも繋がりました。
色彩、心理、花の持つ自然からのパワー。様々な角度からお花の効用を知るきっかけになり、メンタルフラワー普及協会の認定指導者としてワークショップを開催したり、お身体の不自由な方へのリハビリワークとして出張でのワークも4年間継続して行っていました。
京都で行っていましたが、2016年5月に神戸に移住した事がきっかけで現在は休止中ですが近い将来に神戸でもリハビリ、ワークショップ共に再開したいと思っています。
そのフラワーセラピーの活動中にハワイに通うようになり、ハワイの「レイ」に関心を抱くようになり、日本でレイメイキングを学ぶようになりました。
生花を紡ぎ、一つの輪っかにする事、目から感じる事(視覚)、香りから感じる事(嗅覚)、これもフラワーセラピーの五感を刺激する事に通じる要素を見つけたのがレイメイキングに繋がりました。
そして生花のレイを作ってSNSに投稿している中で、繋がりのあるブロガーさんから
”枯れない花でハート型にしたレイのリースを作って欲しい♡
という一言がきっかけでレイ編みリースが誕生☆
レイ編みリースという名称は私が名付けました。
普通のリースと違うのはハワイの伝統文化のレイメイキングの手法、WILIスタイルで編んだものを輪っかにしたリースなのでその名称を付けました。
現在はハート型よりもまぁるい円形のレイに近い形状として作成しています。
レイ編みリースの誕生の裏には
辛い離婚の体験→ひまわりのパワーに救われた→フラワーアレンジ→フラワーセラピー→ハワイへの導き→レイメイキング→レイ編みリース という一連の流れがあります。
この長い様々なお花とハワイの点と点を結んだものが「レイ編みリース」なのです。
ハワイアンスピリット、ハワイの伝統文化、お花の持つパワー、癒し、色彩・・・
そして、ハワイから見た愛しい日本に伝えたい事・・・
全てが詰まった「レイ編みリース」
リース誕生から実はもう6年も経過しています。
過去に色々な方々からSNSを見て、又、口コミでオーダー頂き、沢山の作品が生まれていますが、皆様より神聖なハワイが詰まった「ハワイの癒しのお守り」として大切にして頂き、感謝、感激です。
又、ハワイで体験した大切なメッセージも冊子として作成しました。
リース、冊子、共に必要な方にお届け出来ます事を願っております。
Mahalo!
pua