静寂の中で

2022年の冬至から年末、年始にかけて静かな時間を過ごしていた。そして2023年を迎えた。

もう、あれから3年。

早いような長いような月日を経て、時代の変わり目を感じている。

今年は人生初、おひとり様でのカウントダウンとなった。

最初は寂しいだろうな・・・とか虚しいかも・・・とかそんなイメージがあったのだけど実際に時を体験してそれは単なる妄想でしかなかった、と思った。

2022年から2023年に移るそのちょうど狭間の0時きっかりに私はリースを手に包み、昨年も何とか平穏に過ごせた事に対する感謝の念を、そして今年、実現させたい事を宣言する時間をローズのお香の香りと共に誓った静かなる尊い時間を過ごしたのだ。

そしてほどなくローズの香りとリースに癒されて心地よい眠気がやってきて、その10分後には眠りに付いていた。そう、孤独を感じる暇もなく年を越したのだ。更に心地よい気持ちのままぐっすりと眠りに付けたのは、おひとり様だったからかもしれない。

親族との集まりも勿論、大切な時間だ。だけども、3年前からの出来事で我が家の実家や親族との間に見えない距離というものが出来てしまっているのは確か。潜在的に悲しみのような、切なさのような、見えない距離感、というものを感じている。故に共に時間を過ごす中でどうしても、心の底から新年を共に祝う気持ちが湧かなくなっているのも事実なのだ。

というか正確に言うと共に同じ方向を向いて祝えないという事なのだけど。

故に一人で自分の内側と対峙しながら、静かな尊い時間を自分の中のもう一人の自分と共に感謝の念と誓いを立てる時間の方が実はとっても大切だったと今年は特に感じている。

今日2日、目が覚めたら愛する屋久島から初日の出の写真が届いていた。

先月、自然な繋がりの中、出逢った魂の繋がりを持つ友からだった。彼女は初めて屋久島に行く直前だった。私の愛するハワイ島にも旅をした事があると聞いた時、きっと彼女とは何か意味があって出会ったのだと感じた。

ハワイ島と屋久島を両方訪れた人との出会いは彼女が二人目だった。一人目は大切なソウルパートナーさん。訪れる場所、土地ってやっぱり何かしらの意味があって入るのだけど、この二つの島のエネルギーを知っている方とはより深い部分で何かを共有しあえると私的には感じてる。

屋久島に移住するって決めたんだ

と彼女に伝えたら、せっかく出会ったのに寂しい気持ちもするけど、でも全力で応援するよ!って何とも力強いメッセージを屋久島から初日の出と共に贈ってくれた事。本当に嬉しかったし、きっとそうなってるって自分で確信したんだ。

今、暮らしている場所からかなり離れているので、課題も実はいくつかあったりする。そのうちの一つが高齢の両親に対してだ。だけども、未来を生きる方向が今は反対に位置しているので交わう事が出来ない切なさと、大切な大切な存在だという事実との狭間で揺れ動きがちな私のハートだけども、ここは抗わず、自分の気持ちに素直になって両方の感覚としっかり向き合って感じ切って、そして、その中で溢れた想いに忠実に未来を創っていこうと決意した、年末年始。

静寂の中に身を置くのが実は大好きだったのだと改めて感じた時。常に仙人みたいな生活に憧れを持っているのだ。

元旦にある動画に出会い、惹かれてしまったのだけど。それは『コンテナハウス』。平屋をずっとイメージしていたのだけど、コンテナハウスの方が平屋の物件を見付けるより早いかも。。。と感じたり。土地が必要だったり、やっぱり資金が必要だから、そこも課題だったりするけどね。

でも、課題は単なる意思決定の為のお題に過ぎないのかも、と自分に伝える夜。

Mahalo